Background開発の経緯

「皮膚病で通院してくる犬・猫の痒みは薬で抑えられても、皮膚が回復しにくい。どうも、シャンプーで皮脂膜が破壊されている様だ。治療の邪魔にならないシャンプーが欲しい。動物の医薬品の知識は有るが、シャンプーに使用する界面活性剤の知識は無い。化粧品の開発をしているのなら、皮膚バリアを維持出来るシャンプーを作れませんか。」と、相談を受けたのが開発のきっかけでした。

開発の経緯

Story皮膚バリアを維持出来るシャンプーを

きっかけは獣医師さんからの相談

弊社の商標で使用しているマスコットは、永年私を虜にしているフレンチブルドックです。趣味が高じ、ブリーダーとしてもフレンチブルドックと日々接して癒しを頂いております。獣医さんからシャンプーについて、「皮膚病で通院してくる犬・猫の痒みは薬で抑えられても、皮膚が回復しにくい。どうも、シャンプーで皮脂膜が破壊されている様だ。治療の邪魔にならないシャンプーが欲しい。動物の医薬品の知識は有るが、シャンプーに使用する界面活性剤の知識は無い。化粧品の開発をしているのなら、皮膚バリアを維持出来るシャンプーを作れませんか。」と、相談を受けたのが開発のきっかけでした。

フレンチブルドックは、皮膚が弱く多くの飼い主さんから相談を受けることがあります。
以前、人に危害を加え殺処分になりかけた真っ白なフレンチブルドックを引き取り約8年間飼育しました。
その犬は、皮膚が弱くマラセチア真菌による皮膚疾患で悩み動物病院へ通院していました。
全て獣医さんにおまかせで、クレンジングの施術をしてもらい、見た目は脂が無くなり綺麗になっても直ぐに痒がり、その当時新しく開発された非ステロイド剤の投薬とクレンジングの連続で費用もかなりかかりました。治療を続けておりましたが生涯、完治することは出来ませんでした。
この時使用した薬用シャンプーの洗浄力と殺菌力の強さが皮膚に及ぼす影響を考えましたが、動物病院の施術に対して従うしかありませんでした。実際に獣医師からの相談を受け、皮膚バリアに対する界面活性剤の影響力を検証する事から始りました。

シャンプー実験は、私が飼育しているフレンチブルドックを15頭選抜し5グループに分けて3頭ずつ実験を行ないました。
処方完成してから、生後まもないベビーでも糞尿除去時に使用しております。
また、被毛の長い他犬種、猫を所有されているサロンさん達の協力で最終調整して完成致しました。